キンミズヒキ
青葉公園を歩くと、キンミズヒキが咲いています。
この花のことは子どもの頃からよく知っていてもキンミズヒキという名前だと言うことは、blogに書き込もうと調べて、今夜初めて知りました。
黄色い花が穂になってたくさん並ぶので、金色の水引に見立てて名付けられたのだそうです。
何故、子どもの頃からよく知っていたのかは、「ドロボウ草」というと他の花のことを一般的には言うのかもしれませんが、私が子どもの頃は、少なくとも私の周りでは、この花の実のことを「ドロボウ草」と言っていました。
この実をたくさん取り、相手にぶつけて、どれだけ相手の服に付くか、そんな遊びをしていた子どもの頃を思い出す花です。
また、飼っていたネコが草原をかき分けて遊びに行って帰ってくると、キンミズヒキの実をたくさん毛に付けて帰ってきて、取るのに苦労した、そんな思い出がよみがえってきます。
それにしても「ドロボウ草」というネーミング、取って行かれるのはキンミズヒキの方、実を取られて「ドロボウ」と言われるのは、今から思うとちょっと可哀想なのかもしれません。
しかし、これも種を遠くへ持っていってもらう、子孫を残すための植物の智恵。
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