カラスの濡れ羽色
青葉公園を歩いていたら、カラスの羽が落ちていました。
カラスは、「真っ黒」というイメージがあると思うのですが、よくよく見ると陽の光を浴びてきれいに輝いて見えるときがあります。
それを証明するかのように、この羽も単純に真っ黒ではなく、青紫に輝いています。
昔から日本女性の黒髪の美しさを例えて「カラスの濡れ羽色」と言いますが、それはこの輝きをさしているのかもしれません。
カラスがなぜ黒いのか?
調べてみるといろいろな話があったのですが、2つだけ。
「ふくろうの染物屋」という長野県の民話では、フクロウが鳥たちの羽を染める染物屋を開業し、あまりにカラスの注文が多いことに混乱し、いろんな色を重ね塗りしたら、最後には黒くなってしまった、とか。
アイヌ神話では、太陽が姿を消したことがあり、困っていた神様を助けて太陽を天に引っ張り上げたのがカラスで、太陽の燃える火で黒こげになった、とか。
こう言う話を聞くと、カラスにも親しみが湧きませんか?
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おはようございます。「気ままに山歩き」のクロベイです。
カラス、一番身近な所で見かける鳥なのに「黒いだけで損をしてる鳥だなぁ」と思います。
もし白とかきれいな色だったらあんなに嫌われないんじゃないかと思うことがあります。
カラスと共存する為には人間がもっと賢くならなければいけませんね。弟子屈のキャンプ場でカラスに食材を盗られそうになった時はマジで悔しかったです。(笑)
投稿: クロベイ | 2005年10月 5日 (水) 08時22分
クロベイさん、
こちらにもお越し下さり、ありがとうございます。
> カラス、一番身近な所で見かける鳥なの
> に「黒いだけで損をしてる鳥だなぁ」と思
> います。
この夏、同じ場所で何度も私の頭の上を低空飛行されましたが、あのイタズラ心も損をしていますね(^_^)
「負けてなるものか!」とにらみ返したのが良くなかったのか???
そう言えば、私もテントの外に置いてあったものが、朝起きたら無かった・・・ってことがありました。(酔って寝たのが悪い?)
投稿: shima | 2005年10月 5日 (水) 21時18分