写真は撮らないんですか?
「バードウォッチングが趣味です。」と言うと、多くの人にいわれることがあります。
それがタイトルの「写真を撮られるんですね。」です。
私は「いいえ、あまり撮らないです。」と答えますが、ホームページを始め、デジカメを手に入れてからは頻繁に撮っていますが、それまではカメラを持って歩くことさえほとんどありませんでした。
たいていは私の答えに不思議な顔をしているので、「観察と写真では見る視点が違いますから。」と答えるのですが、「視点が違う」はオーバーかもしれませんが、写真をあまり撮らない、と言うより撮れない理由はこれだな、と思うのがこの画像です。
今朝、マガンの群れが市内上空をきれいな逆V字で4つほどの群れが飛んでいたのですが、まずは双眼鏡を構え、ガンの種類が何なのかを確認します。
マガンだと分かったときには、本体は既に去ってしまい、撮れたのはここだけでした。
そう言うふうに、まず最初に野鳥の種類を確認し、どんな仕草、行動をしているかを見ていて、「さてそろそろ」とカメラを出そうとしたときには、いなくなってしまう・・・これが写真を撮らない(撮れない)理由なのかもしれません。
それ以外にも、観察の場合は、木の葉の間からちょっとだけ姿が見えている状態でもある程度楽しめる、周りの環境を含めて野鳥の素晴らしさ、美しさがあるので、私の腕ではカメラのファインダーに入れると違ってしまう、というのが多いのかもしれません。
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