本物のヒグマを見たい
私の密かな(?)夢は、野生のヒグマを見ることです。
でも、人間同士でもお宅にお邪魔するときや相手の敷地内に入るときには、「入ってもいいですか?」って聞きます。
ましてや初対面の方(ちょっと気を遣う方?)とお会いする時には、相手のことをちょっとだけ知ってからにします。
ヒグマに限らず、野生生物も同じことで、相手のテリトリーに入るときには、ルールを知ってから、相手の性格(生態)を知ってから入るのがマナーだと思っているので、それをまだ知らない今は「夢」に終わっています。
私が住む千歳市でも人間の生活圏でヒグマに出合う機会が増えてきているようですが、でも、知らない間に人間と北海道のヒグマの関係は、マナーを知っても難しい状態になりつつあるようです。
人間の残すゴミや残飯に味をしめて、人間を「美味しいご馳走を持っているもの」と思っているヒグマが多くなっているようです。
以前、(北海道だけかもしれませんが、)北海道とヒグマとの関係を扱ったテレビ番組が放映されました。
駆除一辺倒のヒグマ対策の中で、人間との共生を考えた斜里町(知床)の試み、そう簡単にはいかないのでしょうが、みなが同じ意識を持って取り組めばお互いの良好な関係も先が見えてくるようにも思えました。
しかし、キタキツネに餌を与える感覚(?)でヒグマを餌付けする観光客も見られると聞きますし、共生は人間の側の意識と学習が大きく関わってくるのかもしれません。
画像は、千歳川のほとり、札幌近郊でバードウォッチングをしておられる方々には知られている場所ではないかと思い、春から初夏にかけて訪れる方も多いと思うのですが、ここもまた、ヒグマに出会っても不思議ではない場所です。
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