冬至
今日、12月22日は二十四節気のひとつ、冬至(とうじ)です。
一年中で一番、昼の時間が短い日ですが、本当にそうなのか、住んでいる千歳市を基準に調べてみました。
難しいことを言えば、昼と夜の定義ははっきり決まっているものはないのだそうですが、日の出と日の入りを昼と夜の境として考えると、2005年12月22日の千歳市の日の出の時間は7時01分、日の入りは16時03分ですから昼の時間は9時間2分になるのだと思います。
しかし、その前後の21日と23日も9時間2分が昼の時間になります。
変化があるまで調べてみたのですが、12月17日が日の出6時58分、日の入り16時01分で9時間3分、また、12月27日が日の出7時3分、日の入りが16時6分で9時間3分です。
ですから、12月18日から26日までが9時間2分になります。
その真ん中の日が12月22日なので、いいのかもしれません。(秒までこだわりませんでしたので、そこまでこだわれば、もっとはっきりするのかもしれませんね。)
これから、ほんの少しずつですが、昼の時間が長くなっていきますが、寒さはこれからが本番です。
ところで、12月25日はクリスマス、イエス・キリストの誕生日とされていますが、聖書には「12月25日に産まれた」と書かれていないので、12月25日に根拠はありません。
それでは何故、12月25日?ですが、冬至に関係してきます。
12月25日をクリスマスとすると決まったのは、紀元325年の小アジアの二ケアで開かれた会議だったのですが、ローマ帝国の冬至を祝うお祭りに由来していると言われています。
冬至が終わり、陽の光が強くなるのに、救いの光として誕生したキリストを重ねているのだと思います。
キリスト教会が12月25日にクリスマスをお祝いするのは、「誕生日のお祝い」より「キリストが与えられたことを感謝し、記念するのが12月25日」と言うことなのだろうと思います。
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