潜水マガモ
2005年12月14日(水)付の千歳民報の記事とともに川の中に潜って餌を採っているマガモの写真が載っていました。
千歳市内には、「サケのふるさと館」という施設があり、サケの遡上を見るため、館内から千歳川の中がガラス越しに見られるようになっているのですが、そこから十数羽のマガモが次々に、水深2メートルほどの川底に潜っているのが確認され、学芸員が撮影したそうです。
川底に産み付けられているサケの卵を採っているようで、マガモが潜っているところが見られたのは初めてだそうです。
カモ類には、大きく2種類いて、潜って餌を採るカモと、潜ることが出来ずにせいぜい、頭だけ川の中に入れ、お尻を出して逆立ちした格好で水草を採るカモで、マガモは後者です。
一度、潜りを覚えて、「潜ったら美味しい餌にありつける」と覚えたら、潜ったことがあるマガモはどんどん潜りが上手になっていくのでしょうか?
そうであるなら、サケのふるさと館に併設されて、この夏に「道の駅」が出来たのですが、私もこの駐車場にクルマを停めて千歳川の鳥見をたまにしているのですが、今までは「マガモか」で済ませて、他の野鳥に目がいっていたのですが、ちょっとこれからはマガモからも目が離せません。
ちなみに、ドタバタと潜っている感じで、泳ぎはやっぱり上手じゃないようです。
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私もマガモの潜水を見ました。苫小牧市内で。北大研究林だったかな。ある人にキンクロハジロは潜水するんですけど、マガモは潜水しないんです。なんて説明していたら、あろうことか突然マガモが潜水しだしたので驚きました。オスのマガモだもの、見間違えなんかじゃありません。この記事を見て、やはりそうかと思いました。春や秋にはキンクロハジロがたくさん飛来するので、学習したんでしょうか?もちろん、キンクロハジロほど上手じゃありませんが、それでも姿が見えなくなるまで潜っていっていました。
投稿: katsuo | 2005年12月15日 (木) 15時13分
katsuoさん
サケのふるさと館付近もキンクロハジロが多いので、美味しそうなイクラにつられたのでは?
他からの情報では、潜るマガモはあちこちにいるみたいなんですが、深く潜るのは珍しいそうです。
記事によると、それ以来、頻繁に見られるようなので、千歳に来られたときには、寄ってみてください。
あっ、新聞に載っていた写真、苫小牧民報のHPで千歳民報の記事が見られるんですが、過去の記事から見られます。
投稿: shima | 2005年12月15日 (木) 21時50分
shimaさん、返信ありがとうございます。民報のHPはすでに見ました。サケのふるさと館には近いうちに行ってみます。興味津々。キンクロハジロもまだいるのでしょうか?こいつの泳いでいるところも見たいですね。
投稿: katsuo | 2005年12月16日 (金) 06時21分
katsuoさん
キンクロハジロは、冬の千歳川でマガモの次に多いかもじゃないかと思います。
だから、この周辺にいなかったら、サーモン橋から2つ上流の橋へ行ってみてください。
投稿: shima | 2005年12月16日 (金) 23時10分