サルにも「方言」
2日前(11月29日)の朝刊各紙に、サルの鳴き声も同種でも棲む地域によって方言のような違いがあることが分かったと載っていました。
京都大学霊長類研究所の正高信男教授が発表したそうで、鹿児島県の屋久島のニホンザルと愛知県犬山市のニホンザルでは、屋久島の方が周波数が高く、生息する環境によるのではないか、と言うことのようです。
私が思っている(人間の)「方言」のイメージとは少し違う感じがしますが、この記事で思い出したことがあります。
「北海道の野鳥には方言がある」と、北海道だけの野鳥の声を録音したテープを作成してくださった方がいらっしゃいます。
織田敏雄さんとおっしゃる方が録音・編集して日本野鳥の会札幌支部が企画した「ボイス オブ ホッカイドウ」と言うものです。
野鳥の方言は、周波数の違いと言うより、鳴き方の違いだったと思うのですが、野鳥の場合は、北海道の寒さと餌の違いにもよるのでしょうか?
私も買わせていただき、野鳥の声を覚えようと一生懸命聴きましたが、私の能力では「方言」までは分かりませんでした。
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