FMちとせ
「なまけ者鳥見人」らしく・・・と言うわけではないのですが、今朝は青空も広がり、そんなに寒くなかった(それでもマイナス14度)のですが、昨夜の帰りが遅くて、今日も鳥見はパスしてしまいました。
最近、野鳥以外の話題が多くて、期待している方には申し訳ありませんが、今日はコミュニティーFMの話題です。
コミュニティーFMとは、1992年1月に制度化された市町村の一部の地域に向けた放送局で、放送局と言っても出力が20Wと、普通(?)のFM局が、例えば北海道札幌市のAir-Gが5KWですから、聞こえる範囲が限られています。
コミュニティーFM局の第1号は、北海道函館市の(北海道人は、名前を聞いたことがあると思いますが)FMいるかなのだそうです。
私も函館市民だったことがあり、聴いたことがあるのですが、超ローカルに限定した内容で、パーソナリティーも個性的な方が多くて、なかなかと思いました。
ある時、FMいるかの方が冬の函館山での自然観察会に取材で来ていたのですが、歩いている途中、新人さんに一生懸命、情景のレポートの仕方(ラジオですから)や取材の仕方を教えていたのが、微笑ましかったです。
その後も北海道内でコミュニティーFMが増え、(北海道での)大きなマスコミに取り上げられているところもありますが、やはり資金面で非常に苦戦しているようです。
兵庫淡路大震災の時にもコミュニティーFMが大きな役割を果たしたようですし、運営の仕方によってはもの凄く大切な役割を果たしてくれるように思っていて、「千歳にも出来ないかなぁ」と思っていたら、なんと、千歳でも開設準備が進んでいて、小さな電波でレラで放送をしたそうです。
NPO法人「千歳川とまちづくりの会」が中心になって、仮称が「FMちとせ」で、一方的に情報を伝えるのではなく、携帯、インターネット、電話、FAXなどのいろんなメディアと連携して情報交換をして、共有していける「メディアミックス放送」を目指していくそうで、(今はちょっと某氏の事件でイメージが悪そうですが)「空の玄関口」、「科学技術大学」、「豊かな自然」と言った千歳の特徴を活かして、完成したら本当に素晴らしいものになるかな?と、ちょっと嬉しい気持ちになっています。
ただ、ホームページを見ると準備段階でいろいろ問題を抱えているようですが、温かく見守りながら(甘やかすという意味ではなく)成長していって欲しいなぁ、と思っています。
現在、ボランティアを募集しているとのことのようなのですが、実は私は、高校時代は放送部、無線機器の技術系の仕事をしていたことがあるので、非常に興味深いのですが、引っ込み思案の私にはちょっと情報不足かな???
明日も何だか天気が悪そうだなぁ。
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こんばんわ。
まだ雪がたくさん降ってるのですか。
共有できる「メディアミックス放送」なんて、素晴らしいなぁ!早く完成したら千歳市民も大喜びでしょうね。その余波で十勝も、北海道全体も・・・となったらもっといいな。
投稿: カナ | 2006年1月27日 (金) 23時25分
カナさん、おはようございます。
> 共有できる「メディアミックス放送」なんて、
> 素晴らしいなぁ!
「通信とメディアの融合」って大手のテレビ局やIT企業が実験しようとして失敗している(と私には見える)けど、しっかりとした理念を持って頑張って欲しいです。
何せ千歳は、空港があり、大学があり、通信網もあり、ビットバレーになれるのになぁ~と、前から思っていて・・・話が大きくなりましたね(^_^;)
(また暗くなってきて、大雪の気配(^_^;))
投稿: shima | 2006年1月28日 (土) 09時29分
あっ! 帯広には2局ありますが、聴いたことはありますか?
投稿: shima | 2006年1月28日 (土) 09時32分