ウチダザリガニの影響
2008年4月23日付の北海道新聞夕刊に楽園・春採湖ピンチ、「餌ない」水鳥去ると題した記事が載っていました。
釧路市内にある春採湖は、ヒブナの生息でも知られているのですが、水鳥も多く、ホシハジロの繁殖でも知られているのですが、最近、水鳥のシーズンになってもあまり見られなく、このままでは水鳥がいなくなるのでは?と危惧されているようです。
理由は、ウチダザリガニで、水草が根こそぎ食べられてしまっているのが原因のようです。
かつては、日本で2番目に汚い湖になったこともあり、努力によって改善されてきていたのに、外来種の影響は大のようです。
釧路市にいる時から本格的にバードウォッチングを始め、春から秋にかけて毎月行われていた(財)日本野鳥の会釧路支部と釧路市立博物館共催の春採湖の探鳥会は、本当に勉強させていただきましたので、何とも複雑な思いです。
もちろん、自然に淘汰され、消えていく種がいたり、環境の変化もありますが、外的要因によって速い速度で変化してしまうのは、それとは違う気がします。
(画像は春採湖ですが、10年前のものです。)
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春採湖の写真を見てとても懐かしく思いました。
遠くに見えるのは博物館だったでしょうか。
私も釧路を去って14年になりますが、当時ウチダ
ザリガニは新釧路川で捕って茹でて食べたことが
ありましたが、自然界の動植物に影響を与えてい
るのだとしたら、とても悲しい事です。
投稿: 梅ちゃん | 2008年4月25日 (金) 05時34分
梅ちゃんさんもおられたのですね。
そうです遠くの建物は博物館です。
私の頃はまだ、1周するきちんとした道が無くて、探鳥会も線路を歩いたり、団地の軒先を歩いたり、いろいろ思い出します。
投稿: shima | 2008年4月26日 (土) 22時21分