千歳川の現状
千歳川上流の烏柵舞橋から王子第4発電所までは、春から初夏にかけて、様々な団体が探鳥会を計画しますが、それほど貴重な自然が残されていて、野鳥も楽しめる場所です。
それは、今まではこの場所が資源保護を目的として禁漁区域になっていたことが大きかったことと思います。
禁漁だったためか、あまり人を見かけませんでしたし、ましてや川まで降りる人はほとんどいなかったのではないでしょうか。
そのため、野鳥も安心して餌を採り、営巣も出来たし、貴重な動植物も守られ、美しい水も守られたのではないでしょうか?
しかし、この6月から「資源保護の目的は達せられた」として禁漁が解除になってしまい、自然保護団体や釣り人の団体や千歳市やいろいろなところが禁漁を継続させて欲しいと申し入れましたが、残念ながら受け入れられませんでした。
千歳市の自然環境保全条例によって自然環境保全地区に指定することを含めて検討しているようですが、一度失った自然は2度と戻らないものもありますから、早急に対策を取って欲しいと思っています。
今、立入自粛を求める看板と、車両の進入による無用なトラブルを防ぐため、立入禁止の措置がとられていますので、どうぞ、今後のためにもマナーの厳守はよろしくお願いします。
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釣り人の皆さんが反対しているのに、なぜ解禁になってしまうのでしょうか、不思議です。市も考えているようですが、早い変更措置が必要ですね。
投稿: 健康法師 | 2010年7月11日 (日) 19時18分
こんばんは ひとし隊長です。
この度は、ご訪問ありがとう御座います。
千歳川の問題、ブラウントラウトが見え隠れするのは気のせいでしょうか・・・。
考えすぎかもしれませんね。
投稿: ひとし隊長 | 2010年7月11日 (日) 20時28分
健康法師さん
釣り人と言っても利害が一致しているわけではないですが、それ以前の問題として、これも縦割り行政の弊害のようです。(禁漁を決める機関は、判断基準に自然保護はない)
ひとし隊長さん
ちょっと魚類に関しては詳しくはないのですが、周辺にもいるようですね。
投稿: なまけ者鳥見人 | 2010年7月12日 (月) 21時58分