森田正治さんについて
今朝の北海道新聞を読んでいるとショックな記事が目に入りました。森田正治さんが亡くなられたとのことです。森田さんは家畜を視る獣医師として道東に来られたのですが、道東野生動物保護センターを中標津町に開設し、傷病野生動物を保護して治療していました。
傷ついた野生鳥獣を保護して治療して野性に帰すことは今では当たり前のことになりましたが、森田さんは先駆者ではないでしょうか。
それだけに野生鳥獣の治療法について何も情報がないため苦労され、エゾシカ等の大型動物は牛や馬を参考に、野鳥はペット用の鳥を参考にして治療したようです。
また「シンガーソング獣医」という一面もあり、鶴居・伊藤サンクチュアリの10周年シンポジウムでは歌を披露されたそうです。
他にも多くの方が最初のこととして時間も私財も費やして今を築いてくださったのだと思いますが、今を生きる私たちがそれらの資産を託されているのかもしれません。
ご冥福をお祈りします。
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